埼玉県川越市のデザインリフォーム設計事務所 女性建築士が主婦の目線で設計 リフォームに特化 女性リフォームプランナー 仕入れ値・利益公開 コンセプトワン建築士事務所    エリア:川越市・ふじみ野市・志木市・富士見市・狭山市・入間市・所沢市・さいたま市・浦和市他 小さな工事からリノベーションまで

情けは人の為ならず的な

情けは人の為ならず的な



浦安での現場お打ち合わせが終わった帰りの電車で

孤独のグルメ聖地巡礼で頭がいっぱい?ながらも

今回のマンション外観のDesignと3Dパース作成をどこにねじ込むか

スケジュールを見ながらご思案中のわたし

そしたらね、わたしの隣にサッカーの練習帰り?の少年が座ったの

小学校5年?6年?はたまた中1くらい???の少年


座席は、もうお昼にも近いので、全然空いてるって感じなのに

なぜに、わたしの隣に???

ま、いっか、ご思案ご思案とスケジュールとにらめっこ

少年は、座った途端に「フーーーーーーーーっ」と、どデカイ溜息をついた

そして、その後もなにやらハァハァ言っている

ちょっと痛い子?なんで?わたしの隣なのよっと席を変わろうかと思って

その少年に目をやると・・・とてつもなく辛そうなご様子


やだ、なに?具合悪いの?この炎天下の練習で熱中症???

「具合悪いの?」とそっと声掛けたら

「はい・・・」と少年君

「サッカーの練習してたの?水分取ってた???」

「はい、チョコチョコと飲みました・・・」と少年君

いつから具合悪いの?と聞いたら、練習が終わってからと言う

ヤバ、やっぱ熱中症じゃね?と思い

どこまで帰るのか、おうちに誰かいるのかと聞いたら

まだ結構おうちまで遠いし、おうちには誰もいないっていうし・・・

取りあえず、池袋の駅まで行って駅員さんに委ねようと決断


そんな訳で、見ず知らずの少年を電車の中で介抱

横になりたいけど、気持が悪いという少年君

彼の持っていた缶コーラーで首の後ろを冷やし続けて、やっと池袋着

少年君の、なんで?ってくらい超デッカくて重たいリュックを片側で担ぎ

やっとこ立った少年君を片側で支え、ヨロヨロと改札口へ


駅員さんに、具合が悪くて熱中症かもと説明したところ

すぐ車いすを手配しますので、駅員室に行きましょうとのこと

なんだか置いていくのも可哀そうで、車いすがくるのを一緒に待ったわ

待ってる間に、少年君に熱中症かも知れないから、侮ってはいけない

ひとりでおうちにいる間に具合が悪くなったら大変だから

気分が完ぺきに良くなるまで、駅員室で休んでねと念を押しておいたわ


そうこうしているうちに車いすを駅員さんが運んできて

「じゃ、お母さん、行きましょう」と

「いやいや、母ではなく隣に座っていた者です」と、説明したわ

「それはそれは、ご親切にありがとうございます」と、駅員さん


「じゃ、行こうか?」と車いすでぐったりしている少年君に声をかけ

駅員室に向かおうとしたときに

「ありがとうございました」

と、車いすの少年君が言ってくれた

相当具合が悪いのに、他人のおばさんにお礼が言えるなんて

親にちゃーんと教育されている子なのねぇ


このくらいの年齢の少年って、恥ずかしがってお礼とか言えないイメージだし

ましてや具合が悪くて、軽くパニックだろうに、なんて出来た子なのと感動

涼しい駅員室で休んで回復してくれるといいけど・・・

おっと、お嬢との待ち合わせにだいぶ遅れちったわ~

急いで待ち合わせ場所に向かい、前のブログに書いた聖地巡礼を楽しんだわ


そして、我が家の最寄り駅で、スーパーの駐車場に車を停めていたわたしと

バイトがあるお嬢は、「じゃっ」と別れ

わたしは、何にもなくなった冷蔵庫を満杯にするためにお買い物へ!!

わんさかと買いだめし、家に帰る途中に、またまた事件?発生

ここを曲がれば、我が家はすぐそこって曲がり角に

な、なんと近所のおばあちゃんが倒れているではありまへんかぁぁぁ


明らかに自転車で転んで、そのままの体勢って感じのおばあちゃん

今、わたくしお当番で自治会の班長さんしてるもんで

このおばあちゃんのお喋りに付き合わされてる?から、当然顔見知り

取りあえず角を曲がって車を停め、大慌てでおばあちゃんのもとへ


「ど、どうしたんですか?大丈夫ですか??」

「自転車で転んじゃって・・・」と、おばあちゃん

いや、それは見ればわかるけど(心の声)

「立てますか?」

自転車の下敷きになってるんで、自転車をどけて立たせようとしたら

「腕に力が入らなくて」とおばあちゃん

そんなことを道端でしていたら、通りすがりのおじさんが

「どうしたの?事故???」と近寄ってきた


へ?事故って・・・

ふと、わたしの車を見たら、焦ってたから超斜めに停めてあって

何にも知らない人が見たら、この角でわたしがばーちゃんを引いたって感じ

あー、違う違う、違うのよ、おじさん
わたしは通りすがって、顔見知りだからお助けしてるのよ~(心の声)

「自転車で転んだみたいで、立てないんだそうです」と、おじさんに助けを求め

おじさんが、おばあちゃんの脇を持って、立たせてくれたわ

様子を見たけど、手首がもう、はっきりと折れちゃったんだろうなとわかった

幸い他はほとんど見た目にはお怪我はない様子


「病院行きますか?近くにあるから送っていきますよ」と、言ったけど

「もうすぐ、娘が帰ってくるから・・・」と

そしたら、ほんとに娘さんが車で帰ってきたから一安心

おばあちゃんは、娘さんの車に乗って病院へ

わたしとおじさんで自転車をおばあちゃんちに届けて

「じゃ、お疲れさまでした」と訳のわからぬ挨拶をおじさんと交わしたわ(笑)


電車の少年事件も、近所のおばあちゃん事件も

そんなに珍しいことではないけれど、日常にあるようでない出来事で

しかも、1日に2回もとは・・・ちょっとビックリしたというお話し

うーん、これは何か・・・天からの啓示ですかね???

もっと、人の為に尽くしなさいとか?もっと、優しい人間になりなさいとか・・・

ま、人の情けがなくなったら、この世は終わりって感じですから

これからも、情けを忘れずに生きていくことにしまひょ~


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